放射線科では、院内で行われたCT、MRI、一般撮影、超音波といった各種画像検査について画像診断レポートを作成し、主治医に検査結果をフィードバックし迅速な診断や治療開始に寄与しています。
また、近隣の医療機関の先生方からご依頼いただき検査を行う「画像センター」も開設しており、当院の画像診断機器を使用し先生方と患者さんのご都合・ニーズに合わせご希望に沿った検査を行っています。検査後、ご依頼いただいた先生へ、画像診断レポートを作成し報告いたします。
なお、「画像センター」のご利用は、医療機関の先生からのご紹介による事前予約制となっております。【予約受付専用電話】0263-48-3622へお電話ください。
画像診断は、客観性が高く低侵襲(他の検査に比べ体に負担が少ない)であるため重要性は増しており、現代の医療において不可欠なものとなっています。特に、近年のCT装置・MRI装置などの画像診断機器の進歩はめざましく、臨床の現場には新たな画像診断法が次々と取り入れられています。
当院でもCT装置、MRI装置、一般撮影装置、超音波装置などの画像診断機器を用いて画像診断を行っています。
主な機器として、CT装置は2022年4月に導入した最新の64列マルチスライスCT1台が稼働し、金属アーチファクト軽減技術や、ディープラーニングを用いたDLIR技術が搭載されており、被ばく低減を図ったうえで高画質な詳細画像を提供することが可能となりました。MRI装置は現在1.5テスラの装置が3台稼動し、こちらは2021年11月に機器更新及びバージョンアップを行いAIなど最新の技術を搭載し、高画質で従来と比べ短時間の検査ができるようになりました。CT、MRIなどいずれの検査も、頭部から胸部、腹部、骨関節など全身あらゆる部位の画像検査が可能です。
撮影された画像データを詳細に読影することにより、的確な診断を行い、主治医や患者さんに対して、適切な医療を行うための情報を提供しています。
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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CT検査 | 4,963 | 4,384 | 4,057 |
MRI検査 | 10,572 | 10,727 | 11,344 |
一般撮影検査 | 2,025 | 1,928 | 1,921 |
福澤 拓哉
ふくざわ たくや
非常勤医師
所属 | 信州大学医学部附属病院 放射線科 |
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神事 優香
じんじ ゆか
非常勤医師
所属 | 信州大学医学部附属病院 放射線科 |
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