神経内科は脳や脊髄、神経、筋肉に関する病気を診療する内科です。主な症状として、頭痛、めまい、手足の痺れ、うまく力が入らない、歩きにくい、けいれん、物忘れ、ぼーっとしているなどがあります。これらの症状は脳以外が原因の場合もあります。神経内科では全身を見ることにより症状の原因をつきとめ、治療にあたります。ご心配な症状がある方、症状の原因が分からずお困りの方は、お気軽にご相談ください。
神経内科で取り扱う疾患には難治性の疾患も多く含まれます。急性期の治療が必要な場合には信州大学脳神経内科と連携をとりながら対応しています。疾患によっては非常に経過の長いものもあり、日頃の医療的なケアやリハビリも非常に重要です。当院の訪問看護ステーション、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションとも連携をとりながら治療にあたっています。
また、近年では社会の超高齢化に伴い、認知症の方が増加しています。最近のデータでは65歳以上の高齢者の約15%が認知症で、認知症と軽度認知障害を合わせると30%近くに達することがわかっています。認知症の診断、治療、予防についてのアドバイスや、自動車運転の可否についても判断しサポートしています。
身体診察とMRI検査やCT検査などの画像検査に加えて、必要に応じて血液検査や脳波・神経伝導速度検査等の検査を行い、的確な診断と治療ができるよう努めています。
午前:月~土曜日 8:30~11:30
午後:月~金曜日13:00~16:00