手足のしびれ・脱力(力が入りにくい)・麻痺といった症状は、脳から手足までつながる脳・脊髄・末梢神経のどこかに問題が起こった時や、内科的疾患が原因で生じている可能性があります。これらの症状はさまざまな病気によって起こりますが、特に注意が必要なのは脳梗塞などの脳血管障害によって起こっている場合です。一之瀬脳神経外科病院では脳神経専門医がMRI検査などにより、しびれの原因が脳にあるのか、早期の治療が必要かどうか、適切な診断と治療を行っています。手足がしびれる、力が入りにくいといった症状がある場合には、お気軽にご相談ください。
脳梗塞・脳出血・脳腫瘍・一過性脳虚血発作 など
変形性頚椎症・頸椎椎間板ヘルニア・腰椎椎間板ヘルニア・頚椎後縦靭帯骨化症 など
胸郭出口症候群・手根管症候群 など
糖尿病性神経障害・ビタミン欠乏症 など
突然手足がしびれる場合や、体の片側だけに起こるしびれや脱力、頭痛・めまい・吐き気・嘔吐などを伴うしびれは、脳梗塞・脳出血などの可能性があります。
また一過性脳虚血発作(TIA)で一時的に手足にしびれが起こり、短時間で解消される場合も考えられます。一過性脳虚血発作は、一時的に脳の血管が詰まって虚血状態(血が流れない状態)となり、その後症状が消失します。一時的な症状であることから、あまり気に留めず病院を受診しないという方がおられますが、放置してしまうと数時間から数日後に本格的な脳梗塞を起こす可能性が高いので、注意が必要です。また、少しずつ症状が強くなるタイプのしびれは脳腫瘍が原因となっている場合があります。ご心配な「しびれ」がある場合は、早めに脳神経外科を受診しましょう。
一之瀬脳神経外科病院 脳神経外科 一之瀬 大輔
0263-48-3300( 24時間365日対応 )
午前:月~土曜日 8:30~11:30
午後:月~金曜日13:00~16:00