
2026年10月3日(土)、松本秀峰中等教育学校にて、生徒・保護者・教職員の皆さまを対象に頭痛講演会を開催しました。
当日は約80名の方にご参加いただき、生徒の皆さんをはじめ、保護者の皆さま、先生方にも熱心に耳を傾けていただきました。
講演では、一之瀬峻輔理事長が「片頭痛講座~中高生の頭痛と、テスト・受験への備え~」、小林辰也病院長が「受験に勝つための頭痛マネジメント~最高のパフォーマンスを発揮するために~」をテーマに、それぞれお話ししました。
中高生にとって身近な「頭痛」を正しく理解し、自分らしい力を発揮するために、どのように頭痛と付き合えばよいのかを中心に、片頭痛の特徴や治療について解説しました。
また、痛み止めの薬を使いすぎることで起こる「薬剤の使用過多による頭痛」についても取り上げ、知らないうちに頭痛が悪化する悪循環を防ぐため、適切な診断を受け、痛み止めを適切に使用することの大切さをお伝えしました。さらに、頭痛外来での予防薬という治療の選択肢や、テスト・受験など大切な時期に合わせた治療スケジュールについても紹介しました。
頭痛は、本人以外からは見えにくく、痛みの感じ方を数値で正確に表すことも難しい症状です。そのため、周囲からはつらさが理解されにくく、「気持ちの問題」「少し休めば大丈夫」と受け止められてしまうこともあります。
だからこそ、本人が自分の頭痛を正しく理解するだけでなく、保護者や先生方など周囲の方にも、頭痛が決して「我慢が足りない」「頑張れない」といったことではなく、適切な診断や治療が必要となる症状であることを知っていただくことが大切です。
今回の講演会が、生徒の皆さん自身が頭痛と向き合うきっかけとなるとともに、周囲の大人の皆さまにも頭痛への理解を深めていただき、必要なときに適切なサポートにつながるきっかけとなれば幸いです。
ご参加いただいた皆さま、開催にあたりご協力いただきました松本秀峰中等教育学校の皆さま、誠にありがとうございました。
今後も当院では、頭痛をはじめとする脳に関する身近な疑問や不安にお応えできるよう、地域の皆さまに向けた情報発信を続けてまいります。




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